簡単に、綺麗にを目標に、プロに加工してもらえるものは全て事前に加工してもらってます。
板とダボレールについて事前にカットを依頼して届けてもらいました。
必要なもの
材料
- 木材(カットしてもらったもの)
- 長板 2枚、短い板 3枚、棚板4枚
- ダボレール(カットしてもらったもの)
- 8本(4本を二分割)
- コースレッド(木ネジ)
- 3.8mm * 38mm * 19 本
- 補強用L字金具
- L字 4本、 T字 2本
ダボレール
– 木材などをつなげるときに作る穴のことをダボと呼ぶようですが、あの本棚などに棚板を固定するための穴を作るためのレールです。1個1個作っていくと、途方も無い個数の穴をドリルで開ける必要が有るため、今回は省力化でレール化されているものを買っています。
コースレッド(木ネジ)
– ネジ穴がなくても木に対して穴を開け、固定するネジ。下穴を開けるとより良い。木の厚さより短いものを買うと当然だが連結できないので注意。
L字金具
– 木ネジだけでは不安定になる方向の力への耐力をつけるための補強金具。
工具
- 電動ドリル
- ドライバー
- 曲尺、巻尺
- コーナークランプ
曲尺(かねじゃく)、巻尺
コーナークランプ
あるといいもの
かかる時間
4-5時間
フロー
前準備(設計編)
- サイズの決定(プロトタイプ/耐荷重)
- 設計図の作成
- 木取り図の作成
実作業
- 下穴をあける
- 木枠の作成
- 木枠の補強
- ダボレールの取り付け
今回はその2なので、実作業から。
手順
板と板をつなげる
まずは長い板に短い板を2枚垂直につなぎます。
長い板の両端にねじの目安を書き込みます。繋がれる側の板の厚みを意識して中央に刺さるよう鉛筆などで下書きします。
この時、穴の位置を角の近くにしすぎるととねじを開けた際に木材が割れてしまう可能性があるので注意です。
下穴をあける
木材と木材は木ネジ(コースレッド)でつなぐのですが、いきなり穴をあけると木材が割れたりすることがあるので、あらかじめねじの径の80%ほどの穴を開けておきます。穴はつなぐ側のみで、繋がれる側はなくても良いです。
ねじの直径は4mm、長さは長いものが支えるという意味では好ましいですが、まっすぐ打てなかった場合繋がれる側の板を突き破る可能性があるので40mm程度のものにしました。
目安に合わせて、ねじの直径の7-8割のドリルピットを使い、貫通するまで垂直に穴を開けます。
余った木材を下に敷いて作業しやすいようにすると良いです。
穴を垂直に開けるためには水準器をドリルにつけるとやりやすくなります。未だにうまく開けれませんが。。
2つの木をつなぐ
長い板に短い板を垂直に当て、ねじを打ち込みます。コーナークランプで垂直を保ちながら作業を行います。
軽く全てのねじを差し込み、2つの木をつないだ状態にします。この際にmm単位の誤差はハンマーなどで叩くことで修正します。
締めながら修正し、を繰り返しずれがないように接続します。
ねじを締める際にはねじの番号とドライバーの番号が必ずあっているものを使いましょう。ネジ山が切れやすくなってしまいます。ドライバーは垂直にあて、押し込みながら回します。
インパクトドライバーがある場合は電動で素早く打ち込むことができます。接続側の木材を痛めないよう最初はゆっくりと回すと良いかと思います。なお、木ネジを締めるのは骨の折れる作業です。
真ん中をつなぐ
中央は巻尺を使って両端から中央を計り、両端から同じ長さになるようにします。中央の位置を間違えると作った後に棚板が入らなくなる可能性があります。
曲尺などを使って垂直をしっかりとり補助線を引きます。
同じように3点ねじの目安を書きます。
両端と違い、木材を合わせる辺がないので、奥行き方向の垂直を取るのが難しくなります。最初に書いた補助線が木材の中心に合うようにコーナークランプで固定します。
中央の板がズレると、棚板が入らなくなりますので注意が必要です。
最後に、もう一枚の長い板を同じように垂直をとりながら取り付けます。
ダボレールの取り付け
あとはダボレールを取り付けるだけです。一枚の板を支えるのに4点必要なので、箱1つき4本のレールを取り付けます。今回は両端から2cmのところに取り付けています。上端と下端のところに2cmを計測して下書きした上でドリルでネジを締めていきます。
中央の板は両面からネジが刺さるので、同じポイントに締めてしまうと貫通する恐れがあるため、片面は端から3cmの所に設置しています。
棚板の取り付け
あとは棚板を取り付けるだけです。ダボレールの同じたかさに金具を4箇所差し込み、予めダボレールの厚みを考慮してカットしてある棚板を差し込みます。この際、棚板が滑りやすい場合は、下にゴムシートなどを貼ると良いかと思います。
完成!
使ったものリンク
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