火力を上げたい
ロータスグリルの火力が低い。炭コンテナーの炭の密度を上げることは利用の際の基本だが、
それでも火力が足りない。(というよりはもっと強いほうがバーベキュー感がでる)
そうだ、ファンを強化しよう
送り込む風を強くすれば良い。そうすれば炭に当たる酸素が増え、火力が強くなる。
燃焼時間が短くなるが、トレードオフ。
中身の確認
中を開けると、単純な40mm角、10mm厚のファンが付いているだけ。
これを適切なものに置き換えれば問題なく強化できる。
パーツ選び

現行のファンの型番を確認すると、
http://www.yulimele.com/gnuboard4/data/file/p01/1028559926_NQY7mRtV_tech_1201106221347428tech_12011011915192328YM28052C122C242904PFS28B29291291.pdf
5V, 風量 6.8CFM のファンのため、これより風量の大きいファンに換装すればよい。
10CFMの下記商品を選定した。恐らく手に入る中では最大の風量のように見える。
商品ページ: https://www.marutsu.co.jp/GoodsDetail.jsp?q=CFM-4010-03-20&salesGoodsCode=26921682&shopNo=3
データシート: https://www.cuidevices.com/product/resource/cfm-40-series.pdf

型番:CFM-4010-03-20
サイズ:40mmx40mmx10mm
定格電圧: 4-5.75V
風量: 10CFM
風量1.5倍。
やりかた
必要なもの
- 上記 CFM-4010-03-20
- はんだ・ハンダゴテ
- 交換したケーブルの接続をする(ねじるだけでも最悪良いが不安なので。)
- 熱収縮チューブ
- 交換したケーブルの絶縁(ビニールテープなどでもよいが、熱収縮のほうが安心。)
- 例: https://amzn.to/31SZd7Y
- M3*17mm以上のネジ 4本
- ファンが以前のものより分厚いので、ネジの交換が必要。
- https://amzn.to/2NtKmfh
- ドライバ
- ニッパー(ハサミ)
手順
裏の蓋を外す

まずすべて電池を外す。
3本のネジを緩め、蓋を外す。蓋にある電池ボックスと本体にあるファンがケーブルで繋がっているので、慎重に外す。
既存のファンを外す

ファンの4つのネジをドライバで外す。
既存のケーブルを切断する

ファンと本体のスイッチ(ダイヤル)をつないでいる線を切断する。
丁寧にやれば切断しなくても良さそうだが、面倒なので切断する
新たにつなぐものの準備。ケーブル剥き

切断したケーブルをストリップして、ビニル部分を剥く。
同じく新しいファンのビニル部分を剥く。黄色いケーブルは無視して良い。切っても良い。
熱収縮チューブを通す・ケーブルをつなぐ

両方のケーブルに適切な長さに切った熱収縮チューブを通す。
赤のケーブル同士・黒のケーブル同士を銅線部分をねじってつなぐ。
はんだ付け

ねじった銅線部分にハンダを軽くのせ、接合する。
しばらく待ってから熱収縮チューブを接合部に近づける。
温まったハンダゴテを熱収縮チューブに近づけ、チューブが接合部にくっつくことを確認する。
ネジで新しいファンを止める

新しいファンをロゴ面が下になるようにつけ、ネジで止める。
テストをする。
電池を入れて電源がつくか、ファンが回るかを試す。
上記のファンは回転するまで3秒程度のディレイがあるので辛抱強く待つ。
蓋を閉じる
蓋を閉じる際にファンとケーブルが干渉しないように注意する。鑑賞してしまう場合は、
テープなどでケーブルを固定する。
結果
めっちゃ焼ける
